うみちゃんの知恵袋

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意外と知らない労働基準法について。

こんにちは、うみちゃんです。

 

先日明けの日に関わらず「会議あるから来てね。」と言われました。

え?16時間拘束した後に会議参加しなくちゃいけないの?

これって労働基準法違反じゃないの?と思い調べました。

皆さんの職場にもよくわからない職場ルールありませんか?

それって労働基準法に違反していませんか?

 

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意外と知らない労働基準法

1日の労働時間

1日の労働時間は8時間

1週間の労働時間は40時間となります。

それを超えた場合、法定時間外労働といい残業代が発生します。

 

休憩時間

6時間を超える労働の場合は休憩時間が与えられます。

①6時間~8時間→45分以上の休憩

②8時間以上勤務→1時間以上の休憩

 

フルタイムで働いているパートさん

もしくは正社員の場合は②の1時間の休憩が与えられます。

このように休憩時間が定められているのは、労働時間が長時間になると労働者の疲労が蓄積され、生産性が落ちたり労働災害につながったりする可能性があるためです。

 

夜勤について

介護士の場合、施設のシフトの勤務シフトによりますが平均16時間拘束です。

1日とは原則、『午前0時~午後12時』です。

例えば、午後7時から翌日の午前7時までの勤務の場合、この原則で計算すると、

「午後7時から午後12時まで」と「午前0時から午前7時まで」の2つの労働時間に分ける必要があります。この場合だと休憩時間が必要なくなったり、残業代の支払いが不要となる場合が発生し、労働者には負担にしかなりません。

そのため、労働基準法では、「一継続勤務は、たとえ暦日を異にするも一勤務として取り扱うべきものである。二暦日にわたる一勤務については、始業時刻の属する日の労働として、一日の労働と解する。」と定められています。

つまり、日をまたいで勤務する場合は、始業時刻の属する日の勤務であり、連続した勤務ということになるため、出勤は1日としてカウントすることになります。

 

有休

2019年4月から有給休暇取得義務化が始まりました。

www.umichan.net

 

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出勤は30分前にして準備をしなくちゃいけない?

残念ながらそんなルールは労働基準法違反ですね。

仕事の準備や後片付け等も労働時間に含まれ賃金が発生します。

介護施設等でよくある問題は就業時間より早く来てから

仕事の準備、業務や申し送り、利用者の情報収集などを

就業時間前にしてから就業時間から働く。

「ここは〇〇分に来るのが当たり前なの。」なんて言う上司は

労働基準法について無知な頭が悪い上司なので従う必要はありません。

 

残業したら普段より割増で給料がもらえるよ

いわゆる『残業手当』です。

法定労働時間を超えて労働した際に支払われる割増賃金。

会社と従業員との間で三六協定が締結されている必要があります。

・・・三六協定とは?

「知らなかった」では済まされない!36協定の基礎知識 | 働き方改革研究所

また越えた時間については25%の割増賃金が支払われることとなっています。

加えて深夜残業の場合はさらに25%、休日労働の場合は35%の割増賃金となります。

 

夜勤明けの会議

これは原則として出勤する必要がない!とは一概には言えません。

皆さんは『勤務間インターバル制度』をご存知ですか?

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・・・勤務間インターバル制度とは、勤務の終業時間と翌日開始の間を一定時間空けることにより、休息時間を確保し、実質的に労働時間を短縮させるという制度です。

 

例えば夜勤明けで9時まで仕事をするとしましょう。

その11時間後の午後8時までは労働をさせてはいけないという決まりです。

その間は労働者に対して十分な休息を与えることを目的としています。

 

しかし勤務間インターバルを導入している会社のみに限り、

会社によって勤務間インターバルの時間は違います。

EU諸国では既に11時間のインターバルを導入しています。

 

日本では、H29年の厚生労働省の調べによると

「導入している会社」は1.4%に留まっており、

「導入の予定はなく、検討もしていない会社」が 92.9%を占めています。

恐らくほとんどの介護関係の会社はほぼ導入していないでしょう。

 

しかし2019年4月から法律として施行され全ての企業に努力義務が課せられます。

なのでこれからどうなっていくかが伺えると思います。

皆さんも『勤務間インターバル制度』について知っておく必要があるでしょう。

 

最後に

記事を書きながら初めて『勤務間インターバル制度』について知りました。

労働について知らない知識を一つ身につけることが出来ました。

介護の現場では夜勤明けに日勤や会議の出席などを強いられるとこも少なくありません。守ってくれるはずの会社は私達の事を守ってはくれません。一日も早くこの制度を導入し、働く人の権利を守り、少しでも楽しく仕事が出来る環境を作ってほしいものです。